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フリーランスの休日

休日モードのカメラマン 写真の事を考えたり 考えなかったり

千歳線 美々駅 (びびえき)

北海道 JR 千歳線 美々駅 廃線

 

現在、北海道内にあるJRの全435駅の内、1日の乗車人数が1人以下の駅が51駅近くあるらしいのです。

JR北海道はその中の10駅ほどの廃止を決定しました。

 

今年3月に廃止される10駅とは

千歳線・・美々駅

函館本線・・東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅

根室本線・・島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅

釧網線・五十石駅

 

 

冬のエゾシカの撮影をしようとして、寒さに挫折したその日に、ふと思い立って千歳線美々駅に行ってみることにしました。

 

報道によると、その前の土日が一番の人出だったらしく、廃線を惜しみながら写真を撮る多くの人の姿が見られたとか。

自分が訪れた日は、最終日のセレモニーが行われる前日だった事もあって、カメラを持った人もまばらでした。

 

 

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千歳線美々駅はJR千歳線の中でも「秘境」と言われている無人駅です。

周りには売店どころか、民家がたった1件あるだけなのです。

 

1926年 (大正15年) に 現在の千歳線開業に伴い 同日に美々駅は設置されました。

開駅当時は人通りの多かった美々駅ですが、昨今では1日平均の利用者数は1人から0人。

 

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とは言え、美々駅の近くには千歳空港があり、撮影できるポイントまでそれほど離れておらず、いわゆる歩いて撮影に行ける駅として航空写真ファンには人気だったようです。

航空機の迫力ある写真が撮れると口コミで広がった『生コンポイント』と言われる場所に行けなくなると、悲しむ航空ファンは少なくないと聞きます。

 

自分は『撮り鉄』でも『乗り鉄』でも、航空写真ファンでもないのですが、今あるこの駅がなくなると思うと、やはり一抹の寂しさを覚えます。

 

錆びた看板、雨ざらしの信号機、それらが刻んできた長い年月を思うと、勿体ないなと改めて思うのです。  

せめて最後のセレモニーは、賑やかに幕を引いて欲しい、そう思います。

 

廃線に追い込まれる駅が、北海道にはまだまだあります。

 

赤字路線、人口減少、利用客の激減、様々な理由はあると思うのですが、新幹線の黒字期待のその裏に、こんな寂しい別れもある事を忘れてはいけないと思うのです。

 

 

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